画像は 集英社 より引用
この記事は『【推しの子】』1巻より、第6話の感想・考察記事です。内容は一部ネタバレを含む物となっています。
本作は赤坂アカさん、横槍メンゴさんがタッグで描く”芸能界”が舞台の漫画です。
前回の記事はこちら↓
第1話の記事はこちら↓
感想
と言う事で『【推しの子】』第6話。
今回はアクアが映画の子役を勤める話でした。
前回の話の最後、五反田監督が持ちかけた提案ですが
まさかアイがアクアのバーターになる日が来るとは思いませんでしたね。
五反田監督から高く買われていたアクア。
監督の意図を読んだ演技が出来ていましたね。
そして、今回の話も新しい人物が登場しました。
10秒で泣ける天才子役 有馬かなです。
売れっ子の子役との事ですが、態度がやや天狗気味でしたね。
最後のコマから察するに、彼女はきっと今度も登場するキャラになるのでしょう。
アクアと共演して、自分よりも演技が上手な子役を目の当たりにした彼女の今後の成長が楽しみです。
次の項目では、前回と同様に本作のまだ明かされていない謎について考えていこうと思います。
今後回収されると思われる伏線
この項目では、前回と同様に今後回収されると思われる描写について考えていきます。
冒頭のインタビューについて
今回も冒頭にインタビューのカットがありました。
出典:『【推しの子】』 コミックス1巻より
インタビューを受けているのは、今回の話で登場した子役 有馬かなです。
インタビュー内で天才役者と呼ばれる彼女ですが、その態度は実に謙虚。
今回の話であるアクアとの映画共演が彼女に影響を与えたのでしょう。
全体を通して情緒が不安定気味な彼女ですが、インタビューでこの様な事を話しています。
天才だってナイフで刺されればお陀仏です戦い方一つだと思……
出典:『【推しの子】』 コミックス1巻より
途中で話すのをやめていますが、中々物騒な事を話していますね。
何らかの伏線を埋め込んでいると思われる冒頭インタビュー。
こちらのセリフから、この様な可能性が推測されます。
アイは何者かにナイフで刺されて死亡してしまう
冒頭インタビューで、この様な描写を挿入するのには何か意味があると思われます。
それにこのセリフ、例え話だとしても具体性を帯びています。
アイの死亡説は以前より当ブログにて紹介しております。↓
はい。ということで、
前々から紹介しており恒例の様にもなってきましたが、、今回もアイ死亡説について考察します。
今回は有馬かなの発言から読み解いていきます。
有馬かなのセリフから読み解くアイ死亡説①
まず、先程のセリフをもう一度思い返してみて下さい。
天才だってナイフで刺されればお陀仏です戦い方一つだと思……
出典:『【推しの子】』 コミックス1巻より
彼女はインタビューの中で天才というワードを使用しています。
本編にて現状、天才と称される人物は誰がいますか。
アイしかいません。
まずこれが1つ目の根拠になります。
これだけだとやや根拠が弱い様にも思えますね。
大丈夫です。次のセリフと合わせることで一気にその信憑性が増します。
有馬かなのセリフから読み解くアイ死亡説②
ということで、次のセリフです。
次のコマにて彼女はこの様に話しています。
あ 今の所はオフレコでお願いします。
流石に不謹慎すぎる例えでしたね
あーくんにおこられる…
出典:『【推しの子】』 コミックス1巻より
あーくん。あから始まる人名が今のところアクアしかいませんので、これは恐らくアクアの事でしょう。
では何故アクアが怒るのでしょう。
発言自体が不謹慎だという事もあるのかもしれませんが、これは内容がアイ死因と酷似しているからではないのでしょうか。
もしそうだとすると、先程紹介した話との整合性が取れます。
そして、発言を撤回した彼女はあーくん(アクア)に怒られる心配をしています。
不自然ですよね。普通であればアクアに対してではではなく、世間の目を心配するはずです。
以上の事から
アイは何者かにナイフで刺されて死亡するのではないか
と推測されます。
どうでしょう。2つのセリフを合わせる事でアイ死亡説の信憑性が一層高まったと思いませんか。
完全に主観ですが、ここまで来るとアイの死亡説というのはほぼ確定ではないのでしょうか。
最後に
漫画『【推しの子】』第6話 考察レビュー は以上です。
近日中に次回話も更新しますので、読んで頂ければと思います。
余談ですが、、
有馬かながアクアの事をあーくんと読んでいるということは、15年後の2人は親密な関係になっているのでしょうか。